こんこん卒業

7月23日、国立代々木競技場第一体育館へ「Hello! Project 2006 Summer 〜ワンダフルハーツランド〜」の夜公演、紺野さんの卒業、そして小川さんの最後のコンサートに行って来ました。楽しかったよ。

はー。こんこん卒業しちゃったね。寂しいんだけどもちろん寂しくてたまらないんだけど、最後の最後、階段を下って去っていく紺野さんを思い出すと胸が苦しくなって涙が出ちゃうんだけど、でもなんか優しい気持ちになってる。

代々木体育館が、5期、そしてモーニング娘。の幸せな空気でいっぱいに満たされていて。あの優しい時間が、空気が胸にしっかりと残ってるからだと思います。モーニング娘。ありがとう。

初めて後輩を送りだすリーダーの涙も、落ち着いているようで最後は声を震わせてたミキティも、「どうしよう…」と支離滅裂な高橋さんも、「愛ちゃんまとまってないから！」と泣いてるのに即つっこむガキさんも、でもやっぱり泣いちゃうガキさんもすぐに駆け寄る高橋さんも、号泣してしまう亀井さんも、泣き笑いなれいなも、凛とした表情がやたらとかっこよかった道重さんも（あれちょっとほれた) 子供泣きな久住さんも (市井ちゃんのときのごっちんを思い出したよ) みんなみんな。

みんなが優しくて眩しくていとおしかったよ。やっぱりモーニング娘。はすっごい仲間なんだなあと思いました。今まで「5期」っていうくくりをね、ほんわかしてていいなあーとか、優しい空気がいいねって思ってはいたけれど、あそこまでの同期の絆ってものを見せられちゃうと、なんかもう…。「絆」ってのはみんなそれぞれあるじゃないですか。でもなんていうんだろう…。上手く言えなくてもどかしいんだけれど、いまさら「5期」の優しさ、素敵さを実感してしまった感じ。知ってたようで知らなかった感じ。ちょっと今までにはない不思議な感覚でした。支えあってきた4人が今それぞれに旅立とうとしてるあの感じ。

こんこんは涙のセレモニーのあとのメドレーでヘッドセットのマイクがずれるのを気にして何度も押さえたり直したりしていた。「でもさいごだもん思いきり踊りたい」って感じにがむしゃらに踊っては「ああでもマイクずれちゃう」って感じの動きを繰り返していて、本当にほんとうに可愛かったよ。ああもう！こんこん！って思った。このとき私の双眼鏡のふちに涙がたまっちゃった。

こんこん。こんこーん。正直なところまだまだ実感なんかないの。いま書いてる文章も1秒後にはなんか違うって思ったりしてるし、昨日買った卒業メモリアルDVDもなんとなくまだ観れないでいます。今朝、こんこんは目を覚ましたとき何を思ったのかなあ。今日からこんこんはもうモーニング娘。ではないけれど。でもなー真っ直ぐに新しい夢に向かって走り出すこんこんはやっぱりモーニング娘。なんだよう。私の中で。

恥ずかしいんだけど、きのうね、生まれて初めてファンレターってやつを書いて置いてきたんです。紺野さんと小川さんに。でもね、小川さんが紺野さんに宛てた手紙を聞いていたらちょっと後悔してしまった。まこっちゃんの手紙があんまり素敵過ぎたので自分のを書き直したくなっちゃった。

まこっちゃん。最後のステージ、見れてよかったです。そしてまこっちゃんの人柄の良さが胸に残る卒業コンサートでした。娘。たちのまこっちゃんへのコメントを聞いてたらね今後の娘。がちょっと心配になるくらいでした。あと1ヶ月。絶対忘れられない素敵な夏になるといいね。

はー。がんばれとかばっかり言ってらんないよねえ。私もがんばる。こういう気持ちにさせてくれるモーニング娘。がやっぱり好きだよ。こんこんありがとう。5年間の成長物語、本当に素敵な物語を見せてくれてありがとう。これからもっともっと素敵な物語をつくっていくんだろうな。負けず嫌いで鉄のように意志の固い無敵の紺野さんだものね。
　　　　　
　　　　　JUMP!JUMP！テイクオフしようぜ！ 卒業おめでとう！